中小零細企業の経営者が凄い有能なわけ


中小零細企業の経営者は、その規模の大小に因らず事業を継続するために、意識しているいないに関わらず、主に以下の7つの事すべてを、総合的に判断し経営しています。

様々な状況の判断、行動の選択のために情報収集し、熟慮し、行動していることになります。

1.経営戦略 2.財務管理 3.労務管理 4.マーケティング 5.テクノロジー 6.リスク管理 7.国内外の経済情勢です。

 

ここで、大事なポイントは、『意識しているしていないに関わらずに』というとこです。

学歴やキャリアがあろうとなかろうと、年齢が若年だろうと老齢だろうと、漫然と生活しているようでも、経営者は、目の前の経営指揮をとり仕事をしている中で、自らが必ず行っている事です。凄いことじゃないですか。実際、凄い事だと思います。

しかし、全てに精通し、万能で、必ず最適解を持っていて、全部出来るという人はいません。

自分の強みを活かしつつ、顧客に感謝し、不得意なところは、従業員や士業の方や外注先の力を借りて経営を継続させているのです。

 

一方、理不尽でも、現実は経営者が全てなのです。

経営の判断をするトップの考え方が、その会社の全てといって過言ではありません。辛い役回りだと嘆く方もいるかもしれません。

だからこそ、業績の低迷、ガバナンスの低下を感じた時には、外部の、経営の現場を見続けている経営者や経営コンサルタントに耳を傾けて、謙虚に聞ききつつも、自分の信念を貫き通すという姿勢でいて頂きたいと願っています。

 

日経平均株価がバブル後の最高値、倒産件数も過去最高という現実。過去30年間資産1億円以上の富裕層5億円以上の超富裕層は増加傾向、反面、過去30年間の給与が上がらないだけじゃなく、小規模事業者の数も477万から今は約280万と言われるほど激減、子供の貧困率も改善が見られません。

 

こんな時だからこそ、周りに振り回されない『自立』が求められているように思います。

 

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