目次
本年もありがとうございます。
2025年は、多くの中小企業経営者にとって、これまで以上に判断力と覚悟を問われる一年だったのではないでしょうか。原材料費やエネルギーコストの高止まり、国内消費の力強さを欠く市場環境の中で、「この先、どう舵を切るべきか」と自問し続けた経営者も少なくないはずです。実際、消費低迷を不安視する声は依然として強く、経営の現場には緊張感が漂っていました。
加えて、人手不足と事業承継という構造的課題は、もはや先送りできない段階に入っています。働き手は確実に減少し、経営者自身の高齢化も進む中、「今の延長線上」に未来はないと感じた一年でもあったでしょう。一方で、この厳しさは、多くの企業に“変わる決断”を促した年でもありました。
業務の見直しやDXへの着手、利益構造を意識した価格転嫁、将来を見据えた承継やM&Aの検討など、小さくとも確かな一歩を踏み出した企業は、確実に体質を変え始めています。事務作業の自動化やデジタル活用は、単なる省力化にとどまらず、「人にしかできない仕事」に集中する環境を生み出しました。これは、2026年以降の競争力を左右する重要な土台です。

そして2026年に向けて、環境は少しずつ明るさを取り戻しつつあります。
業況や売上の改善を示す指標も見え始め、資金繰り支援策も拡充されています。ただし、この追い風を成果につなげられるかどうかは、準備をしてきた企業に限られます。資金繰り表の作成はマストだと言えます。
重要なのは、「何とかなるだろう」という希望ではなく、「数字と戦略に裏付けられた希望」を持つことです。自社の課題に正面から向き合い、必要であれば外部の専門家の知見を活用する。その合理的な選択が、経営者自身の不安を和らげ、社員と未来を語れる状態をつくります。
荒波の2025年を乗り越えた経験は、必ず次の成長に活きます。2026年を、守りから攻めへ転じる年にするために。今こそ、変革を恐れず、希望を現実に変えていきましょう。
資金繰り表を基にした支払い優先順位の見直し、必要な入金額の目標設定をたて、早めの経営計画の実行で2026年を復活の年としていきましょう。共に乗り越えて行きましょう。ご相談お待ちしております。
2026年は、なお一層宜しくお願い致します。ありがとうございます。
<マンガでわかる>
誰も教えてくれなかった 資金繰りと事業再生の教科書
大森雅美の新著発売のお知らせです

2024年4月30日に、新刊
『<マンガでわかる>誰も教えてくれなかった 資金繰りと事業再生の教科書』
(大森雅美 著・英賀千尋 絵)が旬報社より発売されます。
中小企業の経営に最も重要な資金繰りのノウハウをまとめた他にはない1冊です。
社長1年生も、ベテラン経営者も、経理担当者も必読です。
業績が好調な経営者も「転ばぬ先の杖」として。
“生き延びる”ためのノウハウをわかりやすくマンガでまとめた経営の教科書となっております。

Amazon、全国書店にて是非お求めください。
- Amazon『<マンガでわかる>誰も教えてくれなかった 資金繰りと事業再生の教科書――人・もの・金の順番を間違うな!』
- 旬報社『<マンガでわかる>誰も教えてくれなかった 資金繰りと事業再生の教科書――人・もの・金の順番を間違うな!』
アセットアシストコンサルタント
