あなたを孤立させない。賃上げ圧力の中で選べる“第三の道”とは


今日は、多くの経営者から最近特によく聞く「賃上げ」に関する悩みについてお伝えします。

いま多くの中小企業が感じている“見えない重圧”

政府やメディアからは連日のように「賃上げ」という言葉が飛び交っています。
しかし、現場にいる皆さんの声は違います。

  • 「売上は横ばい、むしろ下がっている」
  • 「社員には報いたい。でも、原資がない」

従業員が数名の会社でも、この圧力は非常に重いものです。
社員を守りたい気持ちと、会社を倒してはならないという責任の狭間で、多くの経営者が静かに悩んでいます。

まず、賃上げできない自分を責めないでください

賃上げは「目的」ではありません。
会社と社員の未来を守るための「手段」にすぎません。
経営にはタイミングがあります。
黒字が出ていない時に無理に賃上げをすれば、未来の選択肢を狭めてしまいます。

実は“二択”ではない──あなたが選べる第三の道

賃上げをするか、しないか。
本当は、この2つだけではありません。

第三の道とは
『社員と一丸となって生き抜くための「共感」と「納得」をつくること。』

社長が現状を正直に伝え、社員と未来の方向性を共有する。
それだけで、組織は驚くほど強くなります。
“会社の歩む道を皆で理解し合うこと”が、長期的な成長につながります。

共感をつくるために必要なのは「現状の見える化」

現状を伝えるには、まず社長自身が正しく把握することが不可欠です。
そのための道具が、資金繰り表です。
私が提供している 『使える!資金繰り表』 は、社長が理解するためだけの表ではなく、「社員・銀行・関係者へ伝わる表」 として設計しています。
・売上の推移
・経費の構造
・利益とキャッシュフロー
これらを見える化することで、「今できること」「半年後にできること」「来年必ず実現したいこと」が、一気にクリアになります。

 

今だからこそできる“3つの現実的な行動”

賃上げが難しい今でも、未来を変える一歩は踏み出せます。
1.資金繰り改善で黒字幅を少しずつ広げる。赤字は黒字化へ。
2.事業の選択と集中で利益体質をつくる。
3.社員の役割と貢献を日々実感できる環境を整える。
これらを続ければ、まずは賞与で社員に還元できる財務状況を作ることができます。

黒字幅が増えれば、社員への還元タイミングは社長自身が決められるようになります。そしてその瞬間こそ、社員と一緒に乗り越えてきた実感が得られる時です。希望の未来は、必ずつくれます。

倒産が増えているこの時代に、あなたは今日まで会社を存続させてきました。売上があるということは、あなたの会社の提供する価値に「お金を払ってでも欲しい」と言う人がいるということ。つまり あなたには“稼ぐ力”があり、会社を守り抜いてきた実力がある。その事実を、どうか忘れないでください。

賃上げできないことは、恥ではありません。むしろ、未来のために冷静に判断している証拠です。
まずは現状を整理し、社員と共に進むための土台を整えましょう。
私は、そんな前向きな経営者の皆様をこれからも全力で支えていきます。

ご相談お待ちしております

 


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