任意売却をしたら残債は無くなるの?任意売却後の対応について紹介します!


住宅ローンの返済がどうしても難しくなってしまった場合に任意売却が行われることがありますが、任意売却をした後もお金を返していかなければならないのでしょうか。
本記事では任意売却後に残債を支払う必要はないのかについて解説します。
任意売却や不動産の扱いについて詳しくご紹介するので、ぜひご覧ください。

□任意売却後は残債を支払う必要はない?

残債とは、債務の残高のことで残債務とも呼ばれています。

しかし、任意売却を行った後はローンの返済はどうなるのでしょうか。
任意売却をすれば借金が完全になくなると思っている方が多いですが、実はそうではありません。

任意売却を行って、返済をしても一部が残債として残ってしまうことは十分にあり得ます。
当然ですが、任意売却後も残債は返済しなければなりません。
任意売却をするほどまでに住宅ローンを滞納していたということは、任意売却をしたからといって、返済ができるようになることはほとんどないでしょう。

債権者の方も当然このことは承知しています。
任意売却後は相談者が無理のない範囲で返済していけるように、交渉を行えます。
任意売却の過程で提出しなければならない生活状況表を参考にして、今までよりも軽い負担で返済していけるように毎月の返済額を決定します。

□任意売却後の残債の返却先とは?

では、任意売却をした後はいったいどこに返済していけば良いのでしょうか。
任意売却の残債の返済先には「住宅ローンを契約していた金融機関」「住宅ローンを保証していた保証会社」「債権回収会社」の3つのパターンがあります。
それぞれの返済先について、詳しく解説します。

まずは住宅ローンを契約していた金融機関及び保証会社です。
一括返済が難しいことは金融機関及び保証会社も認識していますから、金融機関及び保証会社への返済の際には一括ではなく分割で返済できないか相談してみましょう。

次は債権回収会社です。
債権回収会社はサービサーとも呼ばれており、金融機関がサービサーに債権を譲渡しているのであれば、そちらへの返済が求められます。
サービサーに返済する場合であっても、分割で返済できないか相談してみましょう。
ちなみに、毎月の返済額は5000円から30000円ほどが相場価格だと言われています。

□まとめ

任意売却した後であっても残債がある場合は返済していかなければなりません。
そのような場合、無理のない範囲で返済できるかどうか、交渉の余地はありますので、ぜひ相談してみてください。
当社はお客様のお金に関する悩みを解消いたします。
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