「住宅ローンを滞納していないけど、任意売却できるのか知りたい」
「任意売却をする際の注意点を知りたい」
このように悩まれている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、住宅ローンを滞納していなくても任意売却できるのかを解説しますので、任意売却をご検討中の方は参考にしてくださいね。

□住宅ローンの滞納なしで任意売却できる？

結論から申し上げますと、住宅ローンの滞納なしでも、本人に任意売却の意思があれば、任意売却できるケースはあります。
任意売却を行う際に、一般的には抵当権者が金融機関に早い段階で代位弁済をすることを依頼した時点で、住宅ローンの支払いをストップする方が多いです。
代位弁済とは、借主が何らかの理由で借金の返済ができなくなったとき、第三者が借主の代替として貸主に借金を返済することを言います。

しかし、中には残債を減らすために、住宅ローンを支払い続ける方も稀にいらっしゃいます。
このように住宅ローンを滞納せずに、任意売却できることもあるのです。
任意売却は手続きが早ければ早いほど成功する可能性も高まりますので、早めの手続きを意識しましょう。

□任意売却をする際に押さえておくべきこととは？

任意売却が成功すると、住宅ローンの負担が軽減されます。
しかし、それが最善の方法だとしても以下の3つのことに注意しなければ、失敗に終わってしまう可能性もあります。

1つ目は、住宅ローンが残ることです。
任意売却すると、今後住宅ローンを支払う必要がないわけではありません。
もちろん、住宅ローンの残高よりも高い値段で不動産が売却できた場合には住宅ローンを支払う必要はありませんが、売却代金で支払いきれなかった場合には、住宅ローンが残ってしまいます。

2つ目は、連帯保証人に請求があることです。
住宅ローンを組んだ際に連帯保証人になった方がいれば、その方にも債務が請求されます。
任意売却の件を連絡しなければ、連帯保証人の財産が差し押さえになってしまう恐れがあります。

3つ目は、任意売却を認めない銀行が存在することです。
一部において任意売却を認めない金融機関があり、そもそも任意売却ができないケースがあります。
任意売却を認めない理由として、住宅ローンを無視していたことが最も大きな要因です。
金融機関からの住宅ローンの支払いを無視していると、任意売却を認めてくれないケースもあるので、返済について問題が起きた場合には、無視せず早めに連絡するようにしましょう。

□まとめ

今回は、住宅ローンの滞納なしでも任意売却はできるのか解説しました。
当社では、任意売却をはじめ、お客様のさまざまなお悩みに対してコンサルティングを行なっております。
まずは、お気軽に当社へご相談くださいね。