任意売却できる?税金を滞納するとどうなるのか解説します!


住宅ローンの返済が困難になり、ローン滞納が続く際には任意売却という選択肢もあります。
また、税金を滞納してしまうケースでも同様に任意売却という選択肢があります。
税金を滞納してしまうケースも少なくありません。
今回は、税金を滞納するとどうなるのか、についてご紹介します。

□税金を滞納してしまうとどうなる?

支払うべき税金を期限までに納税せずにそのままでいると、以下のように2つのことが行われます。

・自宅の差し押さえ
・売却代金から捻出する

はじめに考えられることとして、滞納している税額が大きいと自宅を差し押さえられてしまうことが挙げられます。
不動産にかかる税金は、固定資産税、都市計画税、住民税などが挙げられます。
これらを支払わずに、自宅が差し押さえられてしまうと、行政に差し押さえの解除手続きを行わない限り任意売却をすることもできません。
額の大きい税金を滞納してしまった際には、行政との交渉をして任意売却できる状態にしておきましょう。

次に、任意売却が完了した際には、売却代金から税金を捻出します。
一般的に、任意売却で得た代金は住宅ローンの残債に充てられるのですが、債権者との交渉によっては税金に充てることができるケースもあります。
任意売却の後には、返済者の生活の立て直しが求められます。
そのため、金融機関と相談して残りのローン返済や税金の返済に関する計画を立てるようにしましょう。

□任意売却ができないケースとは?

任意売却できないケースは2つのケースが挙げられます。

*税金の滞納額があまりにも莫大である

任意売却の際には、税金の滞納には多くの人が苦しめられています。
しかし、税金を滞納してしまうと、普段よりも高い税率の「延滞税」という税金が課されます。
つまり、支払うべき税金を滞納すればするほど、雪だるま方式で延滞税も増加していくのです。
このように税金を滞納して、長い期間が経過してしまうと債権者が話に応じてくれず、任意売却できないといった事態に陥るのです。

*債権者に対して誠実に対応しなかった

税金を滞納してしまうと役所からは何通ものハガキや手紙などが届きます。
しかし、それらを無視して非誠実な対応をとってしまうと、任意売却の話し合いに応じてくれないケースもあります。

□まとめ

今回は、税金を滞納してしまうとどうなってしまうのかについて紹介しました。
当社では、任意売却をはじめとするM&Aや資金操りのコンサルティングなどを行なっております。
お金に関して悩まされている方がいらっしゃれば、まずは当社へご相談ください。