私は、皆さんと資金管理手法を共有して総量を増やしていく活動をしていきます


資金管理を徹底して、今の難局を乗り切り、攻勢に出るチャンスを見逃さないようにしましょう。

ここから、生き残り、業績を上げて行こうと思うのならば、自己に対しては資金管理を徹底し事業継続第一に耐え抜く事は当然として、経営者仲間、各会、コミュニティ、取引先、協力会社に対しても資金繰り管理を徹底して貰い、自分の周りの商圏や商流が生き残れるようにしておかなければならないと思います。

景気が良く購買力が高い経済環境の中では、自分の周りの業界、商圏や商流にある人は、競争相手として切磋琢磨していく事が有効な行動であり、豊かさを得る良い関係になるでしょう。

しかし、購買力が低い経済環境では、周りも生き残るような助け合いがなければ、どんどん自分の顧客や仕事が縮小して、自分も生き残れなくなってしまうのです。

平時には気づけない事ですが、すべての事業者が生き残り、良い時、悪い時を乗り越えながら相互に顧客になれる購買力を各自、各社が持たなければ、私達は幸せを伴った豊かさは手に入れられないと気づけます。一人では生きられないということですね。

顧客も、仕事仲間も居ない中では、私達は単独で事業など出来ないですから。今は、切磋琢磨する競争より、生き残るための助け合いで、自分だけでなく、周り全ての総量を少しづつ増やして行くにはどうすべきかを考えていきましょう。

私は、皆さんと資金管理手法を共有して総量を増やしていく活動を、セミナーを通してしていくことにしました。

新型コロナウィルス感染症がパンデミックとして世界を覆いつくす前、2019年までの約30年も、決して景気が良かった訳ではありません。

内閣府発表のGDP成長率は0~3%の増減で低位安定していました。毎期コンマ数%の増減に、私達は感度を高くし、傾向を参考にしながら自社の経営戦略を立て、全体の景気回復に希望を持ち続けながら、肌感覚と合わずにヤキモキしていました。

2020年初頭から、新型コロナウィルス感染症の影響拡大に伴い行動制限が常態化し、年齢、性別、職種、役職に関係なく全ての人に生活習慣の変化を促しました。
変化の中にあった私達は、目先の停滞と、将来が見えない不安から、国の対策が遅く、補助金や助成金も足りないように感じていました。

大型のコロナ対策予算と話題の事業再構築補助金は、採択率も高いと言われていましたが、そもそも財務体力がないところは、受給前の先出しの資金目途がつかず諦めた方も多いと思います。

2022年4月くらいから、初期に借りたコロナ関連融資の元金返済猶予期間が終了し始めています。元金返済が開始されたり、猶予していた社会保険料や各種納税猶予も、これ以上は、ある程度の納付額を納めずして猶予が認められないようになってきました。

今のところ、コロナ関連融資は、元金返済猶予が延長されたり、返済条件の変更が比較的簡易に認められているようです。

コロナ関連の補助金や助成金は、来年春に雇用調整助成金が終了することで、ほぼ全てが終了しそうです。

コロナの8波があるような報道もあり、コロナの心配がなくなったわけでもなく、未だに私達は、マスクを着けています。行動も自主制限が常態化してしまいました。

コロナ影響が残りつつ、様々な需要変化の要因もあり、半導体をはじめとする資材物流の停滞が続いています。ロシア・ウクライナ問題を契機にエネルギー・穀物の流通不安に歴史的円安も影響し、物価上昇。渡航制限の緩やかな継続により旅行産業の停滞が継続。中小・零細企業の業績回復を伴わない全ての社員の賃金上昇は、人手不足の中小・零細企業の経営に更なる厳しさを突き付けています。

今の状況を俯瞰してみれば、大手企業から中小・零細企業まで、業種を問わず、その規模なりの危機的状況にある事が見えてきます。
それは、すべての人と企業の購買意欲を下げ、お金を使う事を慎重にさせます。

購買意欲を上げる総量を増やさなければ、誰も幸せを伴った豊かさは手に入りません。そのためにあなたの出来る事は何でしょうか、私は、皆さんと資金管理手法を共有して総量を増やしていくための活動として、セミナーを開催する事にしました。

ご参加いただけると嬉しいです。お待ちしております。


経営に活用できる「資金繰り表」無料ダウンロード実施中!