リースバックと任意売却の違いとは?リースバックを利用する注意点もご紹介!


住宅ローンが返済できないとき、リースバックと任意売却のどちらが良いか悩んだことはありませんか。
リースバックと任意売却はタイミングも目的も異なるため、自分の状況と照らし合わせて考えましょう。
今回はリースパックと任意売却の違いや任意売却にリースバックを利用する注意点をご紹介します。

□リースバックと任意売却の違いとは

リースバックと任意売却の違いを知ることで自分の状況にあった解決方法を検討できます。
リースバックは資産売却後、賃貸契約するときに行います。
一方、任意売却は住宅ローンの滞納によって競売にかけられる際に行います。

また、選ぶ目的も異なっています。
リースバックは資金調達と賃貸として契約して住むことが目的です。
任意売却の目的は競売を防止することです。
そのため、任意売却の場合最終的にはその住宅、不動産を売却することになります。
つまり、その住宅に住み続けたい場合、引っ越しをしたくない場合はリースバックを、転居も視野に入れるなら任意売却しましょう。

その後の生活にも大きな違いがあります。
リースバックでは賃貸としてその家に住み続けられるため、周囲に家の売却が知られることもありません。
一方で任意売却の場合は売却が周囲に知られる可能性があり、ブラックリストにも乗ります。
また、任意売却後はクレジットカードの利用、新規のクレジットカード発行、住宅や車といった高価なものを購入する際に制限がかかります。

□任意売却にリースバックを利用する注意点とは?

住宅ローンの返済が困難で任意売却にするので、任意売却にリースバックを利用した時の賃料が、住宅ローンの支払い金額以下になるように売却金額を調整する難しさがあります。
リースバックの売却価格は単独では決まりません。
家賃とのバランスによって決定されるので、売却価格が安くなれば、それに応じて家賃も安くなります。
通常のリースバックの際は、リースバック運営会社との調整が可能です。
しかし、任意売却は債務の返済が目的のため、家賃を安くするために価格を下げようとしても、金融機関に認められなければいけません。

また、売却価格が安くなる可能性があります。
一般的に、リースバックでは不動産の売却価格が市場価格の7割程度になります。
さらに、リースバック運営会社は数が限られており、通常の不動産買い取り業者への売却よりも価格が安くなる可能性があります。

□まとめ

今回はリースバックと任意売却の違い、任意売却にリースバックを利用する注意点をご紹介しました。
当社ではリースバックや任意売却に関するご相談も承っております。
ぜひご気軽にご相談ください。