経営目的の第一は、事業を継続して行く事


景気が更に悪くなっている。多くの人が、立場を問わず肌感覚で感じているところではないでしょうか。
皆が考えたコロナ禍を越えた先にあるニューノーマルという生活状況は、こんな状況をイメージしていた訳ではないと思います。

景気の『気』は目には見えないけど大きな力があります。

この『気』は、みんなが作り出す目に見えない力で、好景気という『気』持ちで力を示せば、企業も個人もお金を使う気になりますから、企業は売上の増加を見込んで経営計画を立てら、雇用も促進され、給与も上げて行けます。
逆の不景気が今の状況でしょう。

不景気の中で、新型コロナウィルス感染症対策支援策は、ほとんどが終了。
ウクライナ・ロシア問題に端を発する資源供給の悪化、半導体の世界的需要に供給が追いつかない工業的な供給遅滞の影響、合わせて円安によるインフレ。
ライフワークバランスを旗印に労働条件の厳格化と、最低賃金の上昇、反面として人手不足という中で、中小企業には、雇用に対する難問が突き付けられています。
つまり、経営という立ち位置で自分に落とし込めば『原価仕入・在庫』の高騰と管理の難題、『労務費・人件費』の管理の難題。が大きくのしかかっているのです。

この状況を、自らの経営手腕で乗り切らなければなりません。

だからこそ、資金繰り表を活用して経営していく事を推奨し続けています。
『経営とは事業を継続して行く事』が前提。
とすれば、資金が途切れないように資金管理をして行く事が何よりも重要だと気づけます。

会計ソフトを使っても資金繰り表は作成出来ますが、取引先の締め日・入金サイト、自社の締め日・支払いサイトを事前に入力して準備する必要があったり、適正な会計処理という立ち位置で処理されるので、経営という立ち位置では、作成が出来ません。
経営者が、社内外への行動指針として行くために望むような表とならないのが現実です。

そこで、面倒でも、会計処理とは別に経営に直結する資料として、資金繰り表を作成する必要があると思います。

資金繰り表を使って、何を目指すのかを明確にしておきます。
【キャシュとして純増している事】【年度通年の予測が出来るものである事】の2点です。
逆に言えば、資金繰り表を作っていないという事は、この2点を可視化して捉えないまま経営している事になります。

この機会に是非作成する事をお勧め致します。

きちんと作成して行きたいけど、出来ないという方は、ご相談をお待ちしております。


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