「住宅ローンを延滞してしまったけれど、何回までなら許されるのかな」
「延滞時の対処方法が知りたいな」
このようにお考えの方もいらっしゃるでしょう。
今回は延滞の回数についてと、延滞時の対処方法を紹介します。
目次
□住宅ローンの延滞の回数について
なるべく住宅ローンの延滞はしない方が良いですが、1回や2回であれば延滞を許されるケースが多いです。
うっかり返済を忘れてしまったり、急な病気やケガで働けなくなってしまったりといった事態は、誰にでも起こりうることだからです。
しかし、滞納が3回目を超えると、銀行や金融機関から書類が来るようになります。
催促の電話も、延滞の期間に応じて多くなっていく傾向にあります。
この時期に届く書類には催促状や督促状などがあり、これらを無視して延滞すると、不動産の競売に向けて期限利益の喪失通知が届きます。
実際に期限の利益を喪失してしまうと、住宅ローンの返済を分割払いできなくなり、住宅ローンの残債を一括払いしないと競売にかけられてしまう状況に追い込まれてしまいます。
延滞に気づいたら、少しでも早く対処することが重要です。
□住宅ローンを延滞した時の対処方法について
では、住宅ローンを延滞してしまった場合、どう対処すれば良いのでしょうか。
置かれている状況によって対処方法は変わるので、ケース別で紹介します。
*口座に入金を忘れていたケース
給与振込口座と住宅ローン引き落とし口座を使い分けている方に多いのが、引き落とし口座に入金をし忘れた結果、延滞してしまうケースです。
この場合すぐに金融機関に連絡を入れて、返済するようにしてください。
また定額自動入金サービスの活用や引き落とし口座の変更で、再発防止に努めましょう。
*その月だけ住宅ローンが払えないケース
突発的な出費によってその月の住宅ローンが支払えない場合、金融機関の相談窓口に相談しましょう。
事情によっては、短期間の延滞であれば許されるケースもあります。
黙って延滞するのではなく、金融機関に事情を説明するようにしましょう。
*長期的に住宅ローンが支払えないケース
長期的に住宅ローンの支払いが困難な場合、金融機関への相談では解決しない可能性が高いです。
この場合、一度当社に相談していただくことをおすすめします。
実績豊富なコンサルタントが、あなたのお金に関するお悩みを解決する糸口を見出します。
□まとめ
今回は住宅ローンを延滞できる回数と対処方法について紹介しました。
3回以上延滞すると督促を受ける頻度が増えるので、とにかく早めの対処をおすすめします。