「住宅ローンの返済中に転職しても大丈夫なのだろうか」
このようにお考えの方は、いらっしゃいませんか。
住宅ローンを返済中の場合は、転職して大丈夫なのだろうか、悪影響を及ぼさないだろうか、と考えてしまいますよね。
そこで今回は、上記のお悩みを解消するために必要な情報をご紹介します。

□借り入れ前後で影響が異なることについて

皆さんは、住宅ローンを借りる前や借りる後で住宅ローンに及ぼす影響が異なることについてイメージは湧くでしょうか。
初めてのマイホームでイメージが湧かない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、借りる前と後で住宅ローンに及ぼす影響が異なることについてご紹介します。

まずは、借り入れ前についてご紹介します。

借り入れ前の注意点は、審査にかかわることです。
転職した場合、転職先で再審査する必要があります。
勤務先の安定性や勤続年数が短いと借り入れが難しい可能性があります。
審査にかかわることは、前もって金融機関に相談したり確認したりしておきましょう。

次に、借り入れ後についてご紹介します。
借り入れ後は借り入れ前と比べて、さまざまなことが変更しています。
転居時、増築したい時、本人がお亡くなりになった時などで届出が必要です。
金融機関に確認し、変更時は必ず届け出しましょう。

□注意点について

ここまで、借りる前と後で住宅ローンに及ぼす影響についてご紹介しました。
ここからは、住宅ローン返済中に転職する場合の注意点についてご紹介します。
住宅ローンを借りる前後で及ぼす影響と一緒に、注意点についても確認しておきましょう。

1つ目の注意点は、返済計画を見直すことです。
転職後は収入が減り、返済が難しくなる可能性がありますよね。
返済方法を変更する場合は、金融機関に相談しましょう。

無断で返済を遅らせることは、避けるべきでしょう。
どうしても返済できそうにない場合は、早めに金融機関に連絡しましょう。

2つ目の注意点は、転職時期によって住宅ローン控除の手続きが変わることです。
基本的に会社員であれば、2年目以降の住宅ローン控除については年末に調整します。
年の途中に転職した方で、年末まで勤務していれば年末調整の対象になります。

再就職をせずに年末を迎えた場合は、次年末調整はできません。
自分で住宅ローンを受けるために確定申告をする必要があります。

□まとめ

今回は、住宅ローンを返済中の方へ、住宅ローンを借りる前後で及ぼす影響と住宅ローン返済中に転職する際の注意点についてご紹介しました。
当初のお悩みは、解消されたでしょうか。
また、疑問点やご不明点がある場合は、お気軽に当社までご連絡ください。