住宅ローンが返済できないとどうなる?その後の流れを紹介


住宅ローンが返済できない場合、その後の流れはどうなるのか知りたい方は多いでしょう。
そこで今回は住宅ローンの支払いが滞った場合、その後の流れはどうなるのかを紹介します。
住宅ローンについて知りたい方は、ぜひお役立てください。

□住宅ローンの支払いが滞った際のその後の流れを紹介!

住宅ローンの支払いが滞るとどうなるのかを3つの流れに沿って紹介します。

1つ目は、督促状が届くことです。
住宅ローンの支払いが1から2ヶ月ほど滞ると、金融機関から督促状が届きます。
督促状が届いた際に支払いの見通しがつかない場合は、早く対処することがおすすめです。

その理由は、住宅ローンの支払いを延滞すると金利が上がってしまう可能性があるからです。
そのため、延滞してしまった場合は、リースバックや任意売却などを視野に入れると良いでしょう。

2つ目は、3ヶ月以上滞納すると一括返済の請求が届くことです。
住宅ローンの支払いが3ヶ月から6ヶ月ほど滞ると、一括返済の請求が届きます。
通常、住宅ローンを分割で返済できる期限の利益があります。
しかし、住宅ローンの支払いが滞ると、期限の利益が喪失してしまいます。

3つ目は、競売にかけられることです。
期限の利益が喪失された後も、住宅ローンの支払いが滞った場合は催告書が届きます。
催告書が届くと家が競売にかけられてしまいます。
競売にかけられると、家を差し押さえられる可能性が高くなるでしょう。

□住宅ローンが返済できない場合の対処法を紹介!

ここでは、ケースごとに分けて返済できない場合の対処法を紹介します。

*まだ住宅ローンを滞納していない場合

まだ住宅ローンを滞納していない場合は、金融機関への相談、住宅ローンの借り換え、保険適用ができないかの確認、不動産会社の仲介による家の売却がおすすめです。

*すでに住宅ローンを滞納している場合

すでに住宅ローンを滞納している場合は、任意売却がおすすめです。
すでに滞納していると、通常の売却手段が利用できないため、任意売却する必要があります。
任意売却とは、売却金額を利用してもローンが完済できない場合にも売却できる手段のことです。

*住宅ローンの滞納にかかわらず高齢者である場合

住宅ローンの滞納にかかわらず高齢者である場合は、リバースモーゲージがおすすめです。
リバースモーゲージとは、自宅に住みながら自宅を担保にお金を借りられるサービスのことです。
リバースモーゲージは高齢者向けのサービスで、60から80歳を条件としている場合が多く見受けられます。

□まとめ

今回は住宅ローンの支払いが滞った場合のその後の流れを紹介しました。
住宅ローンの支払いが滞った場合は、督促状、一括返済の請求、催告書の順で通知がきます。
これらの通知がきた場合は迅速に対応することをおすすめします。
また、住宅ローンについて相談したい方は、ぜひ当社までお問い合わせください。