2019年総括


資金繰り表を活用して様々な場面に対応して行くことを推進しています。2019年を振り返って2020年に活かせるようにしていきましょう。

2019年は半期以降に景気が全体的に悪くなり、中小・零細企業にとって厳しい環境に突入したところが多くなりました。消費税の増税、働き方改革の促進は、内需の冷え込みに加えて米中貿易摩擦等の国際的な経済に冷え込みの中で困難な状況を加速させることとなっています。

2019年12月時点のデータを統計資料を基におさらいしておきましょう。

メルマガでは、毎月GDP速報値と人口統計の推移を基軸として皆様と情報共有していますので、今月は、その総括編としてビジネス雑談や自身の経営に活かして頂ければ幸いです。

GDPの大きさは約540兆円。成長率は直近で年率換算1.8%。

日本の借金は約1,107兆円。人口は1億2,615万人(一人当たり換算約880万円の借金)。

2020年(令和2年)の国の予算は約102兆6,600億円。

税収は約63兆5,000億円を見込んでいます。(その他税収はあるものの約32兆5,600億円は借金です)

会社として当てはめると、総資産の2倍以上の借金、63兆円の収入に対して102兆円の支出を計画とするということになりますね。国の舵取りと会社では違うものと分かっていても不安になるのは私だけではないと思います。

だからこそ、自社と自分や従業員の生活を守ろうとするには、キャッシュ黒字の経営と内部留保の積み上げ(純増)が必要になって来るのです。そして、それを成し遂げるために私は資金繰り表を活用して経営をする事を推奨し支援しています。

本年は皆さまありがとうございました。2020年も資金繰り表を活用して発展していけるように共に頑張って行きましょう。


令和2年度予算フレーム

(単位:億円)

(注1)「社会保障関係費」、「社会保障関係費以外」の令和元年度予算は、令和2年度予算との比較対照のため、組替えをしてある。
(注2)計数は、それぞれ四捨五入によっているので、端数において合計とは一致しないものがある。

 

令和2年度予算フレーム(財務省)より抜粋


2019年7~9月期四半期別GDP速報 (2次速報値)

令和元年12月9日
内閣府経済社会総合研究所
国民経済計算部

Ⅰ.国内総生産(支出側)及び各需要項目

1-1.1次速報値と2次速報値の比較(四半期値、実質、季節調整済前期比)

(2011暦年連鎖価格; 単位:%)

※3 : 総固定資本形成は民間住宅、民間企業設備、公的固定資本形成から成る。
※4 : 財貨・サービスの純輸出=財貨・サービスの輸出-財貨・サービスの輸入
純輸出の寄与度は輸出と輸入の寄与度の差によって求めている。

 

201979月期四半期別GDP速報(2次速報値)令和元年129日(内閣府)より抜粋


 

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